アレルギーを正しく理解していますか?
- picon62
- 7月29日
- 読了時間: 2分
皆さんはアレルギーという言葉をよく使われると思いますが、アレルギーについて正しく理解していますか?
アレルギーという言葉は1906年に初めて登場し、これはギリシャ語のallos(変じた)とergo(作用)とに由来します。
アレルギーは大きく分けて即時型と遅延型があります。
即時型の代表的なものがアナフィラキシーショックです。
蜂に刺されたり、食物アレルギーで起こります。
遅延型の代表的なものが接触皮膚炎、いわゆるカブレです。
漆、化粧品、金属など原因は様々です。
意外なところでは結核がこれに該当します。
アレルギーが発現する機序としては、抗原(アレルゲン)が免疫担当細胞と反応することから始まります。これは一対一反応で起こります。
皆さんがよく使うアレルギー体質という言葉はありません。
ある一つの抗原に対するアレルギー反応を起こしたのち、その抗原に近い構造を持つものに更に反応してマルチプルに起こすことはあります。
例えば薬疹では時々見られます。
またアレルギーマーチと呼ばれるように気管支喘息→アレルギー性鼻炎→アトピー性皮膚炎と年齢と共に次々と発症するケースはありますが、別々の合併しやすい疾患を発症しただけであり、言葉としてのアレルギー体質は無いのです。
アレルギーは発症すると獲得してしまうものであり、患者さんが考える通院が不要になる完治はありません。
原因を突き止めて除去するという対応しかありません。
従って原因検索が一番大切なことになります。
一般的に行われているまとめての採血は全く意味がありません。
問診から的を絞っての採血、またはパッチテストやプリックテストを行うことが重要になります。
一口にアレルギーと言っても、とても複雑で難解です。
一緒に原因を探ってみてはいかがでしょうか?
思いがけない原因が見つかることがあるかもしれませんよ。

